■3級
《本試験までの学習方法》
1.直前模試と過去問5回分の問題を制限時間内で解く練習を繰り返そう。
第1問 20分、第2問 10分、第3問 40分 第4問 10分、第5問 30分
合計110分なので10分は見直しに使おう。
解答手順
第1問、第2問または第4問、第5問、第3問の順がベスト。
ただし、時間厳守。
2.仕訳問題は、通学・通勤時間や昼休みを有効に使おう。
ただし、ただ眺めるだけではなく、指で科目や金額を追ってみることが大切。
3.第1問、第3問、第5問で得点を稼がないとなかなか合格点に達しません。
何をしたらよいのかが分からない人は、第1問、第3問と第5問をひたすら解こう。
4.学習時間が取れないという人は、直前模試をひたすら解こう。
《押さえておくべき問題》
【第1問 仕訳問題】
あえて予想を立てるのは避けます。直前模試の問題を確実に押えよう。
【第2問 補助簿等】
補助簿の選択、商品有高帳、勘定記入(固定資産)、売掛金・買掛金元帳の記入などを中心に他の問題を解こう。
【第3問 試算表作成】
どの試算表を作成するのか、二重仕訳のある問題かない問題か、
試算表と掛明細表の作成問題か試算表のみの作成問題か、
という大きな特徴があります。
ただし、どれが出題されてもメモの取り方に大きな違いはないので、
問題の形式と解き方を直前模試で熟知しておこう。
特に予想を立てる必要はないと思われます。
【第4問 伝票、勘定記入等】
伝票会計、勘定記入(損益勘定)、文章題(過去問141回、145回、149回参照)を中心に他の問題を解こう。
文章題は、簿記の原理を文章にした内容です。
簿記の用語や手続きが理解できていれば解答可能なので直前模試には掲載していません。
【第5問 決算総合問題】
毎回、財務諸表作成問題、精算表作成問題のどちらかが出題されています。
山掛けするのはやめよう。決算整理事項等はどちらも同じです。
財務諸表作成問題では、いかに素早く答案用紙の項目を埋めるかがカギになります。練習しよう。
■2級
《本試験までの学習方法》
1.直前模試と過去問5回分の問題を制限時間内で解く練習を繰り返そう。
第1問 15分、第2問 30分、第3問 35分 第4問 20分、第5問 20分
合計120分なので第4問、第5問で時間短縮を計ろう。
解答手順:工業簿記を先に解き、第2問と第3問は部分点狙いでよい。
第1問、第4問または第5問、第2問、第3問の順がベスト。
2.仕訳問題は、通学・通勤時間や昼休みを有効に使おう。
ただし、ただ眺めるだけではなく、指で科目や金額を追ってみることが大切。
3.工業簿記と仕訳で得点を稼がないとなかなか合格点に達しません。
何をしたらよいのかが分からない人は、工業簿記をひたすら解こう。
4.学習時間が取れないという人は、直前模試をひたすら解こう。
《押さえておくべき問題》
【第1問 仕訳問題】
あえて予想を立てるのは避けます。直前模試の問題を確実に押えよう。
税効果会計に注意。余裕があれば過去問5回分を解き直そう。
【第2問 個別論点】
固定資産取引、連結会計、株主資本等変動計算書、現金預金取引は確実に押えよう。
税効果会計に注意しよう。
【第3問 決算総合問題】
損益計算書作成、貸借対照表作成、精算表の作成、連結会計を中心に他の問題を解こう。
製造業の決算整理問題は工業簿記の工業簿記一巡を参考にすればよい。
税効果会計に注意しよう。
【第4問 工業簿記】
部門別計算、個別原価計算、工業簿記一巡の仕訳を中心に他の問題を解こう。
【第5問 工業簿記】
標準原価計算、損益分岐分析、等級別総合原価計算を中心に他の問題を解こう。
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